りぅの風森

登場人物紹介(第1部)

・登場人物紹介

・ルイ
種族は竜、性別は♂ 4歳
生まれた時から魔法が使える特別な能力を持つ
混血児であるためか、成長速度に異常があり純血種に比べると成長が著しく遅く
そのため、筋力や体力は他の同年代の竜と比べると全然ない。
代わりに年齢の割に魔力が高く、素早さもスバ抜けているため、戦闘能力は意外にもなかなか高い。
幅広い魔法を習得しており、大人も苦労する上級魔法もいとも簡単に放てる。
頭がいいためか戦闘に関しては幼い割には冷静だが
普段はのんきだったり天然だったりと確立されてない性格さは 子供らしいと窺える そのため油断もする。
生まれた時から母親の存在を知らず、父親の許で育てられていたが
あまりの過保護さに嫌気をさし家出したころ、いつの間にかドーランの保護施設に居た。
その後、保護施設でしばらくひっそりと暮らしていたが、あることをきっかけに出て行くことになる。

ガリシィル
・ガリシィル
種族は竜 性別は♂ 18歳
世界征服を企むバハムートの息子で次男にあたる。
15年前にバハムートの世界征服を反対したために
胸には親のバハムートによって付けられた3本の引っかき傷が生々しく残っている。
付けられた当初は色々な治療を試したが、結局治ることはなく今ではロクに治療もしない。
そのため度々、胸を抑えるほどの激痛を伴う発作が起きるという。
バハムートの息子なだけあってかなりの自己中な性格をしており、戦闘能力もまた基本的に高いが
胸の痛みのせいで、足を引っ張ることもあるようだ。
自己中なせいか言ってることとやってることがとんでもなくデタラメ。
行動を見ていれば根はなかなかの仲間思いであることが窺える もしかするとツンデレなのかもしれない
バハムートに傷つけられた際に家出をし、道端で倒れているところをラジェスに拾われて
15年間彼の許で力を蓄えながら暮らしていたが、ついにバハムートを止めるべく旅に出る。

カイ2
・カイ
種族は人間 性別は男 19際
ヘルキルン王国に仕えていた騎士で
自分の故郷である村がバハムート軍に襲われたために弟(ジェイド)と生き別れてしまう
ジェイドを探して旅ををしているうちにガリシィルと出会い
弟を探すついでにバハムート討伐の仲間に突然加わった。
その後、ヘルキルン王国はマルハーゲ国の侵略に会い
国王が危険にさらされている中、国の騎士という立場でありながら、弟探しを優先していたため
イチピモ達がヘルキルンに駆けつけた際にはすでに西大陸にはいなかった。
魔法の素質はなく剣術を主に扱う。王国の騎士であったためそれなりに戦闘は心得てあるようだ。

シヴァ2
・シヴァ
種族は人間 性別は男 17歳
ハルス王国の王子・・・というか見た目は完全に女である。
本人も女装を好んでおり、女装王子として周辺の村町では噂になっている。
カイが竜族であるガリシィルとともにバハムートの討伐に名乗りを上げたことに感動し
自ら力になりたいと、国王と大臣を説得しガリシィル達の仲間に加わった。
女装を好んで入るが恋愛のことは無関心な様子。
他のメンバーも噂で聞いたことがあるからか彼の容子にはツッコミをいれない。
主に剣術を扱うが多少の魔法も心得ており、魔法剣士としての才能がある。

ピモ2
・イチピモ
種族は人間 性別は男 16歳
西大陸にあるモミーアーゲ王国の第15代目の王子
短髪でもモミアゲを伸ばす風習があるためか、モミアゲ(横髪)が異様に長い。
モミー神剣と呼ばるモミーアーゲ王国に代々伝わる剣術を扱うが
その他の剣術もいくつかたしなんでいる。とはいえ実戦経験は乏しく
シャルルいわく、援護なしでは生傷の絶えない戦い方をするらしい。
国王モフィリスの命を受け、神剣ゴットヘルモミーソードを手に入れるべく
家臣のマリーとモフィリスの側近であるシャルルと共に旅に出た。


・マリー
種族は人間 性別は男 17歳
西大陸にあるモミーアーゲ王国の王子イチピモに従える家臣。
イチピモとは家臣以外に幼なじみな関係で、互いに仲が良い
魔法使いなので魔法で戦うのが主流だが、元々は槍使いだったため
かなりの筋力を持つ、また人間の中ではかなり打たれ強いという変な特徴がある。
基本的に口が軽く、すぐに秘密を漏らすタイプ。


・シャルル
種族は人間 性別は男 25歳
西大陸にあるモミーアーゲ国の国王モフィリスの側近
モフィリスの命により、イチピモのお世話役、兼軍師的な存在となり
攻撃と回復、さらには補助魔法も扱える魔法使いの上位クラスと呼べる賢者
国王モフィリスに仕えていた頃、疾風のシャルルという異名を持っていた。
風の魔法が得意だそうだが、竜族の魔法と比べればいうほど大したことはない。
国王に幼少の頃から仕えていたため、誰にでも敬語で話す癖がある。

・アレス
種族は竜 性別は♂ 23歳
ドラグレア大陸の西側に位置する村シェアラースに住む竜で
傭兵になるのが夢だと、わざわざとなり町のドラグラースにある
ギルドショップでクエストをこなしながら生活をしている
本人曰く魔法は不得意だと剣術を主流に戦いをする。
なお記憶力は抜群らしく、魔法書も持たずに上級魔法の長ったらしい詠唱を魔法書の通りに一字一句呟くほどである。
ヒョンのことからルイと出会い、しばらくルイと共に暮らしていたのだが・・・。


・ジェイド
種族は人間 性別は男 17歳
カイの弟で、故郷がバハムートに攻められたことよりカイと生き別れてしまう。
その後、帰る場所を失った彼は チャルツ村周辺で活動する盗賊団に入る
そこで出会ったハボナとは同じ境遇だっため、彼女に恋心を抱いている。
短剣を使って戦うが、元々は一般市民であるため 戦闘能力は高くはない。
盗賊団で磨いた技術はほとんど盗みに関することで、戦闘の役には立たないらしい。
その代わり逃げ足だけは速い。 まさに盗賊

・ハボナ
種族は人間 性別は女 18歳
チャルツ村周辺で活動する盗賊団にいた女盗賊
孤児なため帰る場所はなく、やむえず盗賊業をしていた。
ジェイドが盗賊団に加入してからはジェイドと組んでおり
主にジェイドのサポート役をしていたそうだ。
元々不器用なため盗みの技術はからっきしだが、弓の技術は優れており
5本の矢を同時に放って、向かって正面の射程内であれば、それぞれ別のターゲットにすべてに当てれるという


・レスク
種族は神子 性別は男 外見年齢16歳前後(実際はこれよりも若い)
砂漠地方にある国『アルカティス』に身を置く神子族の一人。
見た目は人間だが、エルフの血が混じっているため寿命は長い
遠い昔に活躍した三剣神の一人である神子「ルクセア」の子孫であり
召喚士になることを夢見ている。
生まれた時から女神と悪魔の力を宿していて精霊の声が聞こえるらしい。
武器は杖やメイス、フレイルあるいは鞭などを扱うが、体術は本人曰く不得意。
そのため魔導に少々力を入れている。

・リル
種族は 精霊
ハンター組織『リジェル』によって創りだされた人工精霊。
召喚石を持つ者の指示を聞いて行動するが
遠隔操作が叶わず、失敗作として処分されそうになったところをレスクに助けられた。
それ以降はレスクを主人として、レスクと共に旅を続けるが・・・・。
自身の体の一部を使った攻撃を主に行う、致命的なダメージを受けると全回復するまで姿を消してしまうらしい。

・リュリカ
種族は竜 性別は♀ 年齢19歳
火竜族の村『フレード』の出身だが、今はドラゴンズスピークに住んでおり
聖戦竜フレアの末裔で聖戦魔法ファラフレイムインフェルノを継承している。
ガリシィルとは幼い頃によく遊んだ仲らしく、彼と再会するや旅の仲間に加わった。
魔力が非常に高く、炎系の魔法を得意とする。
野蛮な性格故に辺り構わず範囲魔法を放つ傾向があるが、マシな方だとか・・・。

・シリュウ
種族は竜 性別は♂ 年齢22歳
世界征服を企むバハムートの息子で長男にあたる。
バハムートの遺伝子を強く引き継いでおり、未来を見ることができる。
幼い頃から天才と呼ばれており、彼自身が編み出した魔法ムーングフォールは
あらゆる攻撃を弾くため、防御においては右に出る者はいないと噂されてる
弟思いなのだが、バハムートを倒すことには反対している。
かといってバハムートにも肩を持っておらず、逃げるように国を去ったとか

リュカ

・リュカ
種族は竜 性別は♂ 年齢は不明
ルイの父親、ドラグレア大陸の大都市アルヴィレッデの竜騎士団で隊長を務めている。
その実力は聖戦時代に世間で恐れられていた竜騎士団に匹敵するほどだとか
それもそのはず、彼の身体には聖戦竜『ラハヴァ』の血が引き継がれているためである。
フランヴェレグと呼ばれる長剣を扱い剣術と魔法を主に扱うが
闘気だけで雷撃を放ち敵を圧倒することもあるそうだ。
一度は敵対したが、陰ながらガリシィル達の打倒バハムートの目標を応援している。

・アシュラ
種族は竜 性別は♂ 年齢は24歳
シルフィード王国の国王にしてバハムートの側近、リアンの双子の兄
聖戦竜『レアル』の子孫で彼の傍らには魔剣ミィルグラスが常に携帯されている。
過去に一度、クーデータにあって王国を手放した経験があり
バハムートの側近になった理由もそこにあった。
だが、バハムートの世界征服計画には内心反対しており
後にガリシィル達に協力することを約束する。
その時密かに息子がおり、ドーランの町にある養護施設に預けている

・バハムート
種族は竜 性別は♀ 年齢は1億以上だと言われている。
聖戦時代から現存する最古の竜でドラグーン王国に君臨する女王。
かつて聖戦時代に世界を救った英雄、語り継がれる聖戦竜の一人なのだが
世界平和と称しこの世界を支配しようと試みている。
その実態は星を見守る五大古代竜であり、本来はこの世に存在しない生物らしい。
それ故に絶対的な力を持つ、五大古代竜ということもあり4匹の兄弟がいる。
バハムートは長女にあたるらしい。